外側性骨造成とは
- 骨造成。GBRの範囲として水平及び垂直的に
- 移植材やメンブレンにより賦形性及び形状保持能力が求められる
- 骨膜減張切開が必要になる
GBR(骨再生誘導法)について
抜歯後の経過
〇抜歯後の歯槽骨のリモデリングは6カ月以内に生じ、歯槽骨の高さは平均1.24mm、幅は3.8mm減少することが報告されている
〇唇、頬側の骨は口蓋あるいは舌側方向に吸収し、歯槽骨の幅も減少する
GBRとは
・バリアメンブレンを用いて骨欠損部への線維組織の侵入を遮断し、隣接する骨髄腔の細胞を欠損部に侵入分化させ、骨形成が可能な環境を作ることが目的
・骨再生のスペースを確保し、より早く骨組織を再生させるため、骨とバリアメンブレンの間に自家骨や炭酸アパタイト、β-TCPなどを添加する


GBRの歴史
・1976年にMelcherらによって、「歯周外科後、最初に歯根面に到達するのが歯根膜由来細胞の場合のみ、歯周組織は再生する」という仮説を立てた
→メンブレンによって上皮や結合組織由来細胞に侵入を遮断
・その仮説に基づき。1982年にNymanらがGTR法を提唱
・その概念を歯周組織でなく骨組織のみに応用したのがGBR法である
骨再生のための条件(骨形成能、骨伝導能、骨誘導能)

〇材料別の骨再生能力

〇自家骨に勝るものはないが・・・
骨補填材の歴史

〇現在でも牛、豚、馬由来のハイドロキシアパタイトを使用することも多い
自家骨
・ブロック骨の採取は下顎枝や上顎の前鼻棘、オトガイ部、腸骨、脛骨から
・採取部位の多くが下顎枝であるが、患者の侵襲が大きく、技術的にも困難
・骨再生能、骨形成能、骨伝導能、骨誘導能をもつが、吸収しやすい

・スクレイパーによる骨採取

同種骨(他人の骨)
・日本では認可されておらず

異種骨(動物の骨)

人工骨


骨形態の維持 Bio-Oss > サイトランスグラニュール > DFDBA
新生骨への置換の速さ DFDBA > サイトランスグラニュール > BIO-OSS
メンブレンの歴史

インプラント時の骨造成
段階法
インプラントの初期固定が得られない程度の骨量しかない場合
(1壁性の骨欠損で、メンブレンのみではスペースメイキングできない時)
代用骨・自家骨+非吸収性メンブレンで骨造成
その後6カ月程度待ってからインプラント埋入
同時法
インプラントの初期固定が得られる程度の骨量があるとき
インプラント埋入+自家骨+吸収性メンブレン
注意点
- すべての処置は正しい診査診断があってこそ
- 使用する材料の特性を理解する
- 少なすぎず、多すぎず、限界を見定める
- リカバリーの技術を心得ておく

